はじめに
今回の案件は、ゴルフ大会に出場する選手のスコアをもとに順位を予想する「ランキング予想ゲームシステム」の開発です。
結論からお伝えすると、参加までの流れを分かりやすく整理し、気軽に参加しやすい予想ゲームシステムに仕上げることができました。
加えて、スコアのインポート機能によって、運用を担う管理者側の負担も減らせています。
開発前の課題
開発に着手する前段階で、私たちが向き合った大きな課題は「どんな予想ゲームであれば、ユーザーが実際に参加してくれるサービスになるのか」という点でした。
課題を整理すると、次の3つになります。
| 課題 | 具体的な中身 |
|---|---|
| 参加してもらえる内容が分からない | そもそもどんな内容であればユーザーの関心を引けるのか、その洗い出しそのものが最初のハードルだった |
| 継続して楽しめる仕組みが必要 | ゲームとして成立させるだけでは、サービスとして成り立たない |
| ゲームそのものの設計 | 予想ゲームとしてどのようなルールや仕組みで動かすのかを決める必要があった |
「参加してもらえる内容」の洗い出しが最初のハードル
ゲームとして成立させるだけでなく、ユーザーが興味を持ち、継続して楽しんでもらえる仕組みでなければ、サービスとして成り立ちません。
そのため、そもそもどんな内容であればユーザーの関心を引けるのか、という課題の洗い出しそのものが最初のハードルとなりました。
ゲームのルールや仕組みをどう設計するか
加えて、予想ゲームとしてどのようなルールや仕組みで動かすのか、といったゲームそのものの設計も重要な課題として立ちはだかっていました。
ご提案・開発アプローチ
まず取り組んだのは、このゲームを制作するにあたってのクライアント様のご要望の洗い出しです。
| 取り組んだこと | 狙い |
|---|---|
| ご要望の洗い出し | ゴルフの予想ゲームとして盛り上がるサイトデザインやUI・UXを見極める |
| ユーザー側の画面から作成 | ユーザーがゲームに参加するまでの手順やフローを整理する |
| サンプル画面での可視化 | 参加までの流れや当選後のイメージをクライアント様と共有しながら進める |
「盛り上がるか」「続けてもらえるか」を軸に提案
どのようなサイトデザインやUI・UXであれば、ゴルフの予想ゲームとして盛り上がるのか。そして、どんな内容であればユーザーが継続して参加してくれるゲームシステムになるのか。
この点を軸に、具体的なご提案を重ねていきました。
ユーザー側の画面から作り始める
開発のアプローチとしては、はじめにユーザー側の画面から作成を進めました。具体的には、次の順で形にしています。
- ユーザーがゲームに参加するまでの手順やフローを整理する
- 実際に参加した後、予想が的中した際にどのような商品ランキングが表示されるのかを検討する
- そのイメージをサンプル画面として形にする
完成形より先に「体験」を可視化する
完成形をいきなり目指すのではなく、参加までの流れや当選後のイメージを具体的な画面として先に可視化しました。
これにより、サービス全体の体験をクライアント様と共有しながら開発を進められるようにしたのが、今回のアプローチのポイントです。
実装した主な機能
本システムは、管理者側とユーザー側それぞれに必要な機能を実装しました。
管理者側の機能
- 各種データの登録機能
大会作成、グループ作成、選手作成といった登録を行える。 - スコアのインポート機能
スコアデータをまとめて取り込める。 - お知らせ機能
ユーザーへお知らせを届けられる。
ユーザー側の機能
- ゲーム参加機能
ユーザー側の中心となる機能。 - 大会トーナメントの確認画面
大会トーナメントのデータ内容を確認できる。 - 選手データの確認画面
各選手の選手データを確認できる。
管理者とユーザーをつなぐ双方向の流れ
管理者が大会や選手のデータを整え、ユーザーがそのデータをもとに予想を楽しむ。
この双方向の流れを支える機能構成となっています。
導入による効果
導入による効果は、大きく次のように整理できます。
| 項目 | 開発前 | 開発後 |
|---|---|---|
| スコアデータの取り込み | 一件ずつ手作業で入力 | ラウンドごと、大会別、グループ別に一括で取り込み |
| 管理者側の運用 | データの取り込み作業に手間がかかる | 取り込み作業が大幅に簡易化され、負担が軽くなった |
| ユーザーの参加 | 参加までの流れの整理が課題だった | 流れを分かりやすく整理し、気軽に参加しやすい形に |
ゲーム参加のハードルをシンプルにできた
本システムの効果としてまず挙げられるのが、ユーザー側のゲーム参加のハードルをシンプルにできた点です。
参加までの流れを分かりやすく整理したことで、気軽に参加しやすい予想ゲームシステムに仕上げることができました。
スコアのインポートで運用が軽くなった
もう一つの大きな効果が、スコアのインポート機能による運用面の改善です。
スコアデータを一件ずつ手作業で入力するのではなく、ラウンドごと、大会別、グループ別に一括で取り込めるようにしたことで、データの取り込み作業が大幅に簡易化されました。
運用を担う管理者側の負担を減らせたことは、サービスを継続的に回していくうえで重要なポイントだと考えています。
まとめ
今回のゴルフスコア予想ゲームシステムの開発では、「どうすればユーザーが参加してくれるサービスになるか」という課題に対し、参加のハードルをシンプルにするという方向性で答えを出していきました。
- ユーザー側の体験を先に可視化した
参加までの流れや当選後のイメージを、サンプル画面として形にした。 - 参加しやすい予想ゲームの形を実現した
参加までの流れを分かりやすく整理した。 - 運用側のデータ取り込みも効率化した
スコアのインポート機能により、一括での取り込みを可能にした。
ユーザー側の体験をサンプル画面として先に可視化しながら開発を進めたことで、参加しやすい予想ゲームの形を実現できました。
また、スコアのインポート機能によって運用側のデータ取り込みも効率化でき、ユーザーと管理者の双方にとって扱いやすいシステムに仕上がったと感じています。