飲食店の集客・業務効率化の鍵として「LINE」を活用するお店が増えています。
今回は、みんなシステムズが手がけた飲食店向けのLINE予約・注文システムのオーダーメイド開発事例をご紹介します。
テーブルのQRコードからの注文、決済、3か月先までの予約管理、さらに物販ECサイトとのアカウント統合まで、店舗運営に必要な機能をLINE上で一つに集約した事例です。
開発の背景|飲食店からの「LINEで完結させたい」というご要望
今回ご依頼いただいたのは、飲食店を経営されている企業様です。LINEを軸にした予約から注文・決済までを一気通貫で行えるシステムを構築したいというご要望でした。
加えて、同じ建物の1階で運営されている物販(EC)にも別のLINE注文システムがすでに稼働しており、レストランと物販でLINEアカウントを統合したいという点も今回の大きなテーマとなりました。
このシステムでできること(全体像)
開発したシステムの主な機能は以下のとおりです。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| モバイルオーダー(注文) | テーブルのQRコードを読み取り、スマホ画面で注文・決済まで完結 |
| LINE予約 | LINEメニューから3か月先まで予約可能。個室・テーブルに対応 |
| 決済 | Stripe連携によるクレジットカード都度決済・現金に対応 |
| EC(物販)連携 | 1階の物販システムとLINE IDベースでアカウントを統合 |
| 厨房オペレーション | 厨房タブレットで注文をリアルタイム確認(画面が自動更新) |
| 集客・販促 | クーポン配布・お知らせをLINE通知で配信 |
① テーブルのQRから始まるモバイルオーダー
お客様の注文体験は、テーブルに設置されたQRコードを読み取るところから始まります。
LINE登録から注文・決済までスマホで完結
QRコードを読み取ると、まずスマホ画面上でLINE登録を行い、その後に注文へと進む流れになっています。注文から決済までをすべてスマホ一台で完結できるため、スタッフの呼び出しや会計の待ち時間を減らすことができます。
Stripe連携でクレカ・都度決済・現金に対応
決済機能はStripeと連携しており、複数の支払い方法に対応しています。
- クレジットカード決済
- 現金決済
キャッシュレスを好むお客様にも、現金でお支払いされたいお客様にも対応できる柔軟な仕組みです。
② LINEメニューから3か月先まで予約
予約も注文と同様に、LINE上で完結します。LINEのメニューを用意しているため、お客様はそこから直接予約手続きを行えます。
予約は3か月先まで受付可能とし、お店の席種に合わせた管理を実現しました。
個室・テーブルの両方に対応した席・在庫管理
店内には個室とテーブル席があり、その2つに対応したシステムとなっています。席種に合わせた在庫管理・席の予約管理が行えるため、ダブルブッキングを防ぎつつ、空席状況を見ながらの運用が可能です。
| 席種 | 対応内容 |
|---|---|
| 個室 | 個室単位での予約・在庫管理 |
| テーブル席 | テーブル単位での予約・在庫管理 |
③ ECサイト(物販)とのLINEアカウント統合
この企業様は1階で物販を行っており、そちらには別のシステムが稼働していて、こちらでもLINEで注文する仕組みを採用されていました。
そこで、レストランで使う今回のシステムと、物販側のシステムのアカウントを連携させるために、LINE IDをベースにアカウントを統合する仕組みを構築しました。これにより、お客様は1つのLINEアカウントでレストランと物販の両方を利用できるようになっています。
④ 厨房タブレットで注文をリアルタイム確認
入った注文は、厨房に設置したタブレットで確認できます。注文が入ると画面が自動で更新されるため、スタッフがわざわざタブレットを操作しなくても新しい注文を見逃しません。
調理オペレーションを止めずに注文を把握できるため、混雑時でもスムーズな提供につながります。
⑤ LINEだからこそ実現する集客・リピート施策
LINEを基盤としている最大のメリットは、集客・販促との相性の良さです。クーポンの配布やお店からの案内も、LINEに通知を送るだけで配信できます。
- 来店促進のためのクーポン配信
- 新メニューやイベントのお知らせ
- 予約・注文した顧客への再来店アプローチ
注文・予約で取得した顧客接点をそのまま販促に活かせるため、集客とリピート施策まで一気通貫で行える点が大きな強みです。
開発で工夫した点・難しかった点
本プロジェクトで特に工夫を要したのが、注文メニューのパターン対応です。
たとえばセットメニューに対して、ご飯の量・サイドメニュー・ドリンクといったオプションが組み合わさるなど、メニューの構成には数多くのパターンが存在します。これらの多様な組み合わせに柔軟に対応できるよう設計した点が、注文機能における工夫のポイントとなりました。
また予約面でも、個室とテーブルという異なる席種を在庫管理・席予約管理とあわせて成立させる必要があり、店舗運営の実態に即した設計を行いました。
飲食店のLINE予約・注文・ECシステム開発はみんなシステムズへ
当社では、飲食店をはじめとした各業種向けに、LINEを活用した予約・注文・決済・EC連携システムの受託開発を行っています。「LINEで予約も注文もまとめたい」「物販ECと顧客アカウントを統合したい」「厨房オペレーションを効率化したい」といったご相談に、要件整理から開発・運用まで一貫して対応可能です。
店舗のオペレーションや集客の課題に合わせたシステムをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
今回ご紹介したのは、飲食店向けに以下を実現したLINE統合システムの開発事例でした。
- QRコードからのモバイルオーダー(LINE登録→注文→Stripe決済)
- クレカ・都度・現金に対応した柔軟な決済
- LINEメニューからの3か月先までの予約(個室・テーブル対応)
- 物販ECとのLINE IDベースのアカウント統合
- 厨房タブレットでの注文リアルタイム確認
- LINE通知を活用した集客・リピート施策
予約・注文・決済・EC・集客をLINE上で一つにまとめることで、店舗運営の効率化と売上向上の両立が可能になります。同様のシステム開発をご検討の方は、ぜひみんなシステムズまでお問い合わせください。