こんにちは
みんなシステムズ 営業の大石です。
ビジネスで使われるソフトウェアには、業務を管理するシステムや給与を計算するシステムなど、「〇〇システム」と呼ばれる様々なプログラムがあります。しかし、これらの「システム」が実際にどんな意味を持っているのか、その詳細を知っている人は意外に少ないです。特に情報技術に精通している技術者でさえ、完全には理解していないことが多いです。
この記事では、情報技術に詳しくない方に向けて、システムの基本的な情報とその種類を詳しく解説します。適切なシステムを業務に導入することで、作業の効率を高め、利益を増加させる可能性があります。
目次
・システムとは?
・システムの種類
・システム導入のメリット
システムとは?
システムは、組織や制度、仕組みといったものを指す言葉です。より小さい単位に分けると、サブシステムと呼ばれるものもあります。ビジネスや職場でシステムとは、「特定の目的を達成するための方法や手順」として使われることが一般的です。
例えば、職場で使われるシステムとしては、業務を管理するためのシステムや、インターネット上でサービスを提供するシステムなどがあります。
以下では、職場やシステム開発でよく使われる主なシステムの種類について説明します。
システムの種類
システムは代表的なものに「業務システム」と「Webシステム」があります。
「業務システム」
勤怠管理システム:従業員の出勤と退勤の時間を記録し、労働時間を管理します。これにより、遅刻や早退の回数を把握し、休日や有給の日数を管理することができます。
人事給与システム:従業員の労働時間や勤務日数、役職に応じた手当などを考慮して、給与を計算します。これにより、人事部門の作業を助け、給与計算の正確性を保証します。
販売管理システム:商品の販売量や在庫を管理します。これにより、どの商品がよく売れているか、またどの店舗での売上が高いかを把握し、新しい商品の開発や事業計画に役立てることができます。
配送管理システム:商品の出荷から顧客への配達までの全過程を管理します。これにより、効率的な配送ルートの設定や配送状況のリアルタイムでの追跡が可能になります。
営業支援システム:顧客の基本情報や商談の進行状況を一元管理します。これにより、営業担当者は顧客ごとの情報を簡単に参照でき、効果的な営業活動が展開できます。
これらのシステムは、それぞれ特定の機能に特化しており、企業がより効率的に業務を遂行できるように設計されています。
またこれら複数の機能をもったシステムの開発も可能です。
勤怠管理と人事給与システムや販売管理と在庫管理、配送管理を合わせたものといった具合に業務効率を上げるために最適な選択が可能です。
「Webシステム」
Webシステムとは、インターネットにつないで利用できるシステムやサービス全般のことです。Webブラウザ(Google ChromeやSafariなど)がインストールされたスマホやPC端末をインターネットにつなぎ、サーバーに構築されたアプリケーションやサービスをWeb経由で利用します。
一例ですが、代表的なWebシステムには以下のようなものがあります。
・マッチングサイト・ポータルサイトなど
・ECサイト(BtoC・BtoB)
・インターネットバンキング
・SNS
ご覧の通り、Webシステムはとても広い概念ですがそれぞれのサービスには共通したWebシステムならではの特徴があります。
・Webブラウザが使えれば端末を選ばない
・インターネット環境があればいつでもどこでも利用可能
・データがデータベースに蓄積される
インターネットを通じてつながるため、PCのほかスマートフォンやタブレットなど多様な端末で利用することが可能です。そのため社内だけでなく、外部と連携する場合におすすめです。
システム導入のメリット
システムを業務に導入することで、作業手順が標準化され、時間とコストの節約が可能になります。また、作業のミスを減らすこともでき、全体的な生産性の向上が期待できます。
ただし、システムには障害やエラーが発生するリスクもありますので、導入後は適切な保守と管理が必要です。
弊社はシステム開発のご相談から要件定義、実装、保守まで一貫して社内で完結できるのが大きな特徴です。社内での業務効率化やDX、インターネットを使ってのサービスをお考えでしたら下記フォームからお気軽にお問い合わせいただければと思います。