「WordPressは安い」は本当か?保守費用が見えにくくなる3つの理由
「サイトはWordPressで作れば安い」——この説明を受けたことがある企業は多いはずです。実際、初期制作費だけを見ると、WordPressは非常に導入しやすい選択肢です。
しかし、3年・5年と運用を続けるうちに、「思ったより保守費がかかる」「改修のたびに見積もりが高くなる」「結局オーダーメイドの方が安かったかもしれない」と感じるケースは少なくありません。
その理由は、WordPressが悪いからではなく、費用が“初期”ではなく“運用中”に分散して発生しやすい構造にあるためです。まずは、コストが見えにくくなる背景を整理しましょう。
1. 初期費用を抑えやすい分、運用フェーズで費用が増えやすい
WordPressは、無料のコアソフトウェアにテーマやプラグインを組み合わせて構築できるため、ゼロから開発するよりも短期間・低コストで公開しやすいのが強みです。
ただし、この「早く安く作れる」というメリットは、裏を返すと将来の改修や保守を前提にした設計が省略されやすいことでもあります。既製テーマをベースにしたサイトでは、テーマ更新のたびにデザイン崩れや機能不具合が起きることがあり、そのたびに修正費が発生します。
また、初期段階で「まず公開を優先」して作られたサイトは、後から業務要件が変わったときに柔軟に対応しにくく、結果として大規模改修や作り直しに近いコストがかかることもあります。
初期費用の安さだけで判断すると、5年間の総コストを見誤りやすい点には注意が必要です。
2. プラグイン依存が増えるほど、見えない維持費も増える
WordPressでは、問い合わせフォーム、SEO、バックアップ、セキュリティ、会員機能、予約、決済など、多くの機能をプラグインで追加します。最初は便利ですが、機能が増えるほど依存するプラグインも増えていきます。
無料プラグインだけで運用できるケースもありますが、ビジネス利用では機能不足やサポート不足が問題になりやすく、結局は有料版・Pro版への移行が必要になることが多いのが実情です。
| プラグインカテゴリ | 代表例 | 年間費用の目安 |
|---|---|---|
| SEO対策 | Yoast SEO Premium、Rank Math Pro | ¥10,000〜¥25,000 |
| フォーム作成 | Gravity Forms、WPForms Pro | ¥15,000〜¥30,000 |
| バックアップ | BackupBuddy、UpdraftPlus Premium | ¥8,000〜¥20,000 |
| セキュリティ | Wordfence Premium、iThemes Security Pro | ¥15,000〜¥30,000 |
| 会員・決済 | MemberPress、WooCommerce Extensions | ¥20,000〜¥60,000+ |
| ページビルダー | Elementor Pro、WP Bakery | ¥10,000〜¥25,000 |
これらを複数導入すると、プラグイン費用だけで年間10万〜20万円以上になることも珍しくありません。しかも、ライセンス費用は年払いが基本で、円安や価格改定の影響も受けます。
さらに、プラグイン同士の相性問題が起きた場合は、別途調査・修正費がかかります。つまり、見積書に載っていない「小さな維持費」が積み上がりやすいのです。
3. カスタマイズが増えるほど「改修スパイラル」に入りやすい
WordPressは汎用CMSなので、独自の業務フローや複雑な要件に合わせるにはカスタマイズが必要です。問題は、そのカスタマイズが増えるほど、次の改修が難しく高額になりやすいことです。
この状態は、しばしば「改修スパイラル」と呼ばれます。
- 新機能を追加する
- その影響で既存プラグインが不安定になる
- 不具合修正の開発費が発生する
- WordPressやPHPの更新で別の箇所が動かなくなる
- 再度、互換性対応の改修が必要になる
- コードが複雑化し、次回の改修費がさらに上がる
最初は数万円で済んでいた修正が、数年後には数十万円単位になることもあります。特に、複数の制作会社が断続的に手を入れたサイトでは、全体構造を誰も把握していない状態になりやすく、保守コストはさらに膨らみます。
WordPress運用にかかる費用を5年間で洗い出す
WordPressのコストを正しく判断するには、初期費用だけでなく、運用中に発生する費用をすべて把握する必要があります。ここでは、5年間で見落としやすい費用項目を整理します。
サーバー・ドメイン・SSLの固定費
まず必ずかかるのが、サーバー・ドメイン・SSL証明書などのインフラ費用です。これらは毎年継続して発生する固定費です。
| 費用項目 | 一般的な年額 | 5年間の合計 | 備考 |
|---|---|---|---|
| レンタルサーバー(共用) | ¥12,000〜¥36,000 | ¥60,000〜¥180,000 | 一般的な企業サイト向け |
| VPS・専用サーバー | ¥36,000〜¥120,000 | ¥180,000〜¥600,000 | 高負荷・高セキュリティ向け |
| ドメイン費用 | ¥1,000〜¥3,000 | ¥5,000〜¥15,000 | ドメイン種別で変動 |
| SSL証明書 | ¥0〜¥30,000 | ¥0〜¥150,000 | 無料SSL〜企業向け有料証明書 |
| CDN・高速化 | ¥0〜¥60,000 | ¥0〜¥300,000 | アクセス増加時に必要 |
小規模サイトなら共用サーバーで十分な場合もありますが、アクセス増加やセキュリティ要件の強化により、途中で上位プランやVPSへ移行することもあります。5年間では、インフラ費用が段階的に上がる前提で見ておくのが安全です。
有料プラグイン・テーマのライセンス費用
WordPressの見落としやすい費用の代表が、プラグインとテーマの更新ライセンスです。導入時には安く見えても、年単位では確実に積み上がります。
特に海外製プラグインはドル建て価格が多く、円安や価格改定で毎年の負担が増えるリスクがあります。過去3〜5年で1.5倍〜2倍近く値上がりしたサービスも珍しくありません。
また、有料テーマも「買い切り」ではなく、更新を受けるために継続ライセンスが必要な場合があります。更新を止めると、WordPress本体の新バージョンに追従できず、表示崩れや不具合の原因になります。
テーマ・プラグインは“購入費”ではなく“維持費”として考えることが重要です。
セキュリティ対応・バックアップ・更新管理の保守費
WordPressは世界中で広く使われているため、攻撃対象になりやすいCMSでもあります。そのため、保守費用は「任意」ではなく、実質的には必要経費です。
- WordPress本体のアップデート対応:更新時の影響確認・不具合修正
- プラグイン更新管理:互換性チェック、動作確認
- バックアップ取得・復元確認:障害時の復旧体制づくり
- 不正アクセス・マルウェア対策:予防監視や緊急対応
- PHP・MySQLのバージョン対応:サーバー側更新への追従
制作会社や保守会社に委託する場合、一般的な相場は月額3万〜10万円程度です。5年間では180万〜600万円になる計算です。
「自社で更新すれば無料」と考えがちですが、その場合も担当者の確認・検証・トラブル対応の時間がかかります。外注費が減っても、社内工数という形でコストは残ります。
機能追加・デザイン修正・不具合対応の改修費
5年間の運用では、サイトを一度作って終わりということはほぼありません。事業の変化に合わせて、機能追加やデザイン調整、不具合修正が発生します。
| 改修内容 | 費用の目安 | 発生頻度の目安 |
|---|---|---|
| デザインの部分修正 | ¥3万〜¥20万/回 | 年2〜6回 |
| フォーム・問い合わせ機能追加 | ¥5万〜¥30万/回 | 年1〜3回 |
| プラグイン起因の不具合修正 | ¥2万〜¥20万/回 | 年2〜5回 |
| アップデートによる崩れ修正 | ¥5万〜¥50万/回 | 1〜2年に1回 |
| サーバー移行・PHP対応 | ¥10万〜¥50万/回 | 2〜3年に1回 |
| 大規模機能追加 | ¥50万〜¥200万+/回 | 不定期 |
中規模サイトでは、5年間の改修費だけで200万〜500万円以上になることもあります。しかも、これは計画的な改修だけを想定した数字であり、緊急対応や障害復旧は別です。
オーダーメイド開発の初期費用と5年間コストの実態
一方で、「オーダーメイド開発は高い」という印象も根強くあります。確かに初期費用は高くなりやすいですが、5年間の総コストで見ると評価は変わることがあります。
初期開発費用の目安
オーダーメイド開発の費用は、要件の複雑さや連携範囲によって大きく異なります。以下は一般的な目安です。
| 開発規模 | 主な対象 | 初期費用の目安 |
|---|---|---|
| 小規模 | コーポレートサイト+簡易CMS、問い合わせ管理 | ¥100万〜¥300万 |
| 中規模 | 予約、会員、受注、ECなど | ¥300万〜¥800万 |
| 大規模 | API連携、基幹連携、複数業務統合 | ¥800万〜¥3,000万+ |
この金額だけを見ると高く感じますが、重要なのは最初から自社の業務に合わせて設計されるため、後から無理に継ぎ足す必要が少ないことです。
つまり、WordPressのように「安く始めて、後から保守・改修で膨らむ」構造とは異なり、初期費用の中に将来の運用安定性がある程度織り込まれています。
月額保守・運用費の考え方
オーダーメイド開発後も、もちろん保守費はかかります。ただし、その内訳はWordPressとは少し異なります。
- サーバー費用:VPS・クラウド利用料
- 監視・障害対応:死活監視、異常検知、復旧対応
- セキュリティアップデート:フレームワークやライブラリの更新
- バックアップ管理:定期取得・復元体制
- 軽微な修正対応:設定変更、文言修正など
一般的な相場は月額3万〜10万円程度で、WordPressの保守費と大きく変わらないこともあります。
ただし、オーダーメイドでは「プラグイン同士の競合」「テーマ更新で崩れる」といったWordPress特有の不安定要素が少ないため、緊急対応費が発生しにくい傾向があります。
改修費が読みやすいのが大きな違い
オーダーメイド開発の強みは、改修費の予測が立てやすいことです。自社要件に合わせて設計されているため、新機能を追加しても既存機能との整合性を保ちやすくなります。
| 比較項目 | WordPress | オーダーメイド |
|---|---|---|
| 機能追加の方法 | プラグイン追加または個別改修 | 既存設計に沿って追加開発 |
| 既存機能への影響 | 競合・不具合が起きやすい | 整合性を保ちやすい |
| 改修費の予測 | 読みにくい | 比較的読みやすい |
| 複雑化の進み方 | 進みやすい | 抑えやすい |
| 依頼先の自由度 | 比較的高い | 開発元依存になりやすい |
一方で、オーダーメイドには開発会社への依存が生まれやすいという弱点もあります。契約時には、ソースコードの扱い、ドキュメント整備、引き継ぎ可否などを確認しておくことが大切です。
【比較シミュレーション】WordPress vs オーダーメイド|5年間TCO早見表
ここからは、5年間の総所有コスト(TCO)を規模別に比較します。金額はあくまで目安ですが、判断材料として十分参考になります。
小規模サイトの5年間コスト比較
コーポレートサイトやお知らせ中心の情報発信サイトを想定したケースです。
| 費用項目 | WordPress(5年間) | オーダーメイド(5年間) |
|---|---|---|
| 初期開発費用 | ¥30万〜¥80万 | ¥100万〜¥250万 |
| サーバー・ドメイン | ¥6万〜¥18万 | ¥6万〜¥20万 |
| プラグインライセンス | ¥15万〜¥40万 | ¥0 |
| 保守・セキュリティ | ¥60万〜¥180万 | ¥30万〜¥90万 |
| 改修・機能追加 | ¥50万〜¥150万 | ¥30万〜¥100万 |
| 5年間TCO合計 | ¥161万〜¥468万 | ¥166万〜¥460万 |
小規模サイトでは、5年間の総コストは両者で大差が出ないこともあります。更新頻度が低く、機能追加も少ないなら、WordPressは十分合理的です。
中規模サイトの5年間コスト比較
EC、予約、会員機能などを持つ中規模サイトでは、WordPressのプラグイン依存が強くなり、保守・改修費が増えやすくなります。
| 費用項目 | WordPress(5年間) | オーダーメイド(5年間) |
|---|---|---|
| 初期開発費用 | ¥80万〜¥200万 | ¥300万〜¥700万 |
| サーバー・ドメイン | ¥18万〜¥60万 | ¥18万〜¥60万 |
| プラグインライセンス | ¥50万〜¥150万 | ¥0 |
| 保守・セキュリティ | ¥180万〜¥600万 | ¥90万〜¥300万 |
| 改修・機能追加 | ¥200万〜¥600万 | ¥100万〜¥300万 |
| 5年間TCO合計 | ¥528万〜¥1,610万 | ¥508万〜¥1,360万 |
この規模になると、WordPressよりオーダーメイドの方が5年間TCOで有利になる可能性が出てきます。特に、継続的な改修や業務連携が必要な場合は差が広がりやすくなります。
TCOが逆転しやすい条件
WordPressとオーダーメイドの損益分岐点は、主に次の3つで決まります。
- 機能の複雑さ:独自要件が多いほどWordPressは不利
- 改修頻度:毎月の修正が多いほどWordPressは高コスト化しやすい
- 自動化による人件費削減:業務改善効果があるほどオーダーメイドが有利
ひとつの目安として、WordPressの保守・改修費が月5万円を超える状態が続いている場合は、3〜5年スパンでオーダーメイド移行を試算する価値があります。
数字に出にくい「隠れコスト」も見逃せない
TCO表には載りにくいものの、実際の経営判断では無視できないコストがあります。ここを見落とすと、表面上の安さだけで判断してしまいます。
手作業が残り続けることによる機会損失
WordPressでは実現しにくい業務フローがあると、現場では手作業で補うことになります。たとえば次のような状態です。
- 予約内容を毎回スプレッドシートへ転記している
- 問い合わせ内容ごとに手動で返信テンプレートを選んでいる
- 注文情報を別システムへコピーして請求書を作っている
- 顧客情報がメール・WordPress・表計算に分散している
- 料金表や在庫情報を複数箇所で手更新している
こうした作業は「仕方ないもの」と見なされがちですが、実際には人件費です。たとえば月30時間の手作業があるなら、時給2,500円換算で年間90万円、5年で450万円になります。
“できないから手でやる”は、立派なコストです。
セキュリティ事故が起きたときの損失
WordPressは普及率が高いため、攻撃対象になりやすいという構造的なリスクがあります。もしインシデントが起きると、損失は保守費の比ではありません。
- 緊急復旧費:10万〜100万円以上
- サイト停止による売上損失:EC・予約サイトでは特に大きい
- 顧客情報漏えいリスク:報告義務・信用失墜・賠償対応
- ブランド毀損:企業イメージの低下
- 検索評価への悪影響:マルウェア感染で検索結果に警告が出ることもある
保守費を削った結果、数百万円規模の損失につながることもあり得ます。セキュリティは節約対象ではなく、事業継続コストとして考えるべきです。
担当者の工数と精神的負担
見落とされがちなのが、社内担当者の時間とストレスです。WordPressの運用では、外注していても社内で次のような対応が発生します。
- 更新の確認と実施判断
- アップデート後の表示チェック
- 制作会社への依頼内容整理
- セキュリティ警告への対応判断
- バックアップ確認
- プラグイン更新や値上がり対応
月5〜20時間程度がWordPress管理に消えている企業も珍しくありません。さらに、「更新したら壊れるかもしれない」という不安は、担当者の判断を鈍らせ、業務全体の生産性にも影響します。
「オーダーメイドは高い」が覆った実例
ここでは、WordPressからオーダーメイドへ移行したことで、コスト構造が改善した代表的なケースを紹介します。
予約システム移行で事務作業を1/6に削減したケース
予約プラグインは手軽ですが、店舗ごとの細かな運用ルールに合わせようとすると限界があります。スタッフ管理、キャンセル条件、通知の出し分けなどを詰めるほど、カスタマイズ費用が増えていきます。
実際に、WordPressの予約プラグインから専用予約システムへ移行した事例では、予約確認・変更・リマインド送信などの事務作業が約1/6まで削減されました。
毎月200件の予約があり、1件あたり15分削減できたとすると、月50時間、年間600時間の削減です。人件費換算すれば、初期投資を2〜3年で回収できる計算になります。

注文・顧客管理の一元化で月15万〜20万円削減したケース
飲食店や小売業では、EC、予約、電話注文、店頭受付など複数チャネルの情報が分散しやすく、手動転記や二重管理が発生しがちです。
これを一元管理システムへ移行した結果、次のような改善が起きた事例があります。
- 注文情報の転記・集計作業:月20時間 → ほぼゼロ
- 顧客検索時間:1件5分 → 30秒
- 入力ミスによるクレーム:月3〜5件 → 月0〜1件
- スタッフ間の確認コミュニケーション:大幅削減
結果として、パートスタッフのシフト削減だけで月15万〜20万円のコスト削減につながり、移行費用は約18か月で回収できました。
ROIを計算するときの基本式
移行すべきか迷ったときは、感覚ではなくROIで判断するのが有効です。
- 移行コスト=オーダーメイド開発の初期費用
- 年間削減効果=(WordPressの年間保守・改修費 − 移行後の年間保守費)+ 削減できた人件費
- 回収年数=移行コスト ÷ 年間削減効果
たとえば移行費300万円、年間削減効果150万円なら、回収年数は2年です。人件費削減を含めるかどうかで、ROIは大きく変わります。
WordPressを続けるべきか、移行すべきか|判断チェックリスト
最後に、どちらを選ぶべきかの判断基準を整理します。重要なのは、「一般論」ではなく「自社の運用実態」で考えることです。
WordPress継続が合理的なケース
- 情報発信・ブログ・お知らせが中心で、複雑な機能が不要
- 月間の保守・改修費が3万円以下で安定している
- 社内にWordPress管理に慣れた担当者がいる
- プラグイン数が少なく、構成がシンプル
- 2〜3年以内に大規模リニューアル予定がある
小規模で用途が明確なサイトなら、WordPressは今でも十分に合理的です。
オーダーメイド移行を検討すべき5つのサイン
- 保守・改修費が毎年増えている
- プラグイン更新が怖くて止まっている
- 「WordPressでは難しい」と言われた機能が複数ある
- 手作業・転記・二重管理が常態化している
- セキュリティ面で不安が大きい、または事故経験がある
これらが複数当てはまるなら、WordPressの延命より、移行の試算をした方が経営判断として合理的な可能性があります。
移行前に整理しておきたいこと
見積もり依頼の前に、社内で次の点を整理しておくと、提案の精度が上がります。
- 現在の不満点:何に困っているのかを具体化する
- 理想の業務フロー:どうなれば楽になるのかを言語化する
- 予算上限:何年で回収できる投資なら許容できるか
- 担当者・意思決定者:窓口と決裁者を明確にする
- 移行時期:繁忙期を避ける、並行運用期間を設ける
要件が曖昧なまま進めると、開発途中の仕様変更でコストが膨らみやすいため、事前整理は非常に重要です。
まとめ|5年間の総コストで見えてくる本当の選び方
WordPressとオーダーメイド開発は、どちらが絶対に正しいというものではありません。重要なのは、5年間の総コストと事業への影響で比較することです。
| 比較のポイント | 結論 |
|---|---|
| 初期費用 | WordPressが有利 |
| 5年間の保守・改修費 | 中規模以上ではオーダーメイドが有利になりやすい |
| 機能追加の柔軟性 | 独自要件が多いならオーダーメイドが有利 |
| 情報発信中心のサイト | WordPressが合理的 |
| 業務自動化・一元管理 | オーダーメイドが有利 |
| 判断の目安 | 月5万円以上の保守改修費が続くなら移行試算を検討 |
結論として、比較すべきなのは「WordPressかオーダーメイドか」ではなく、「自社の5年間の事業計画にどちらが合うか」です。
もし現在のWordPress運用コストが見えにくい、あるいは移行した場合の費用感を知りたいなら、まずは現状の保守費・改修費・社内工数を棚卸ししてみてください。数字で見える化するだけでも、判断はかなりしやすくなります。