開発会社の選定基準|ミスを避ける4つのチェックポイント

目次

はじめに

ご覧いただきありがとうございます!
みんなシステムズ営業担当の松永です。

システム開発は小規模でも数十万円かかることが多く、失敗したくない方がほとんどだと思います。

特に初めてシステム開発に挑戦する方にとっては、「どのポイントを軸に開発会社を選んだら良いかわからない」ということがほとんどだと思います。

今回は、開発会社を最終的に1社絞る上での選ぶポイントをお伝えします。

(参考になったらSNSで拡散していただけると次回の記事作成のモチベーションになります!)

開発会社の選定基準

開発したいシステムの概要と重要性

システムの目的

何のためにシステムを作りたいのかをはっきりさせましょう。
例えば、お客様の注文を管理するため、社内の作業を効率化するためなど。

必要な機能

どんな機能が必要かを考えます。
例として、いいね(保存する)機能、書類を作成する機能などがあります。

利用者明確化

このシステムを使う人は誰かを明確にします。
社員(管理者)だけか、それともお客様も使うのかを明確にします。
社員(管理者)であれば、社員の権限を分ける必要があるのかどうかまで考えます。

社内のエンジニアかフリーランスか

社内のリソース

自社でシステム開発を完結できるかどうかを確認します。
外部(フリーランス)を入れる場合、コミュニケーションの齟齬が生まれる可能性あり、イメージしたものと違う可能性は、自社内で完結できる場合よりも高くなります。

オフショア

費用が極端に安い場合、オフショア(ベトナムなどの海外人材)を活用した開発の場合があります。
窓口が日本人で、開発者とのコミュニケーションが円滑であれば、スムーズに開発可能ですが、できない場合、コミュニケーションの齟齬が起きやすくなります。

他社との比較

評判と経験

候補となる開発会社が過去に手がけたプロジェクトの成功例を調べ、その評判をチェックしましょう。
商談時に「過去に自社都合で納期が遅れたりすることはありましたか?」と投げかけるのは、非常に良い手段です。

コストと提供内容

開発コストだけでなく、提供されるサービスの内容も比較します。
例えば、アフターサポートや保守サービスが含まれているかなどです。
*4章目でまとめています。

コミュニケーションの良さ

プロジェクトをスムーズに進めるためには、開発会社とのコミュニケーションが重要です。
対応が迅速で、要望にしっかりと耳を傾ける会社を選びましょう。


選定基準の決定

開発会社の実績と評価

過去のプロジェクト

開発会社がこれまでに手掛けたプロジェクトの内容と成功事例を調べます。
特に、自社が求める類似のシステムを開発した経験があるかどうかを確認しましょう。

他社からの評価

他の企業がその開発会社についてどのように評価しているかを見ることが重要です。
他社のやり方(特徴)をその会社聞いてみるのも効果的です。

予算とコストの比較

見積もりの要求

複数の開発会社に同じ要件で見積もりを出してもらい、コストを比較します。
その際には、類似の実績や、開発手法の特徴、ランニングコストについては必ず確認しましょう。

予算の設定

自社の予算内で最良のサービスを提供できる会社を選びます。
ただし、安さだけでなく、提供されるサービスの質も考慮に入れること(保守など)が大切です。
「予算内でできることをできるだけ入れたい(その提案が欲しい)」という話をすれば、その予算内におさまる可能性が高くなります。

担当者からの適切な提案と要件(内容)の明確さ

提案の質

開発会社の担当者が、自社のニーズに基づいてどれだけ適切な提案をしてくるかがポイントです。
彼らの理解度と創造性を見極めましょう。

要件の明確さ

プロジェクトの成功は、要件が明確に定義されているかどうかに大きく依存します。
開発会社が具体的で詳細な要件をしっかりと把握し、それを文書化して提出できるかを確認します。

開発中、後の条件の確認

運用体制と保守(サポート)内容の確認

サポート体制

開発が終了した後も、システムが安定して運用できるように、開発会社のサポート体制を確認しましょう。
例えば、故障時の対応速度やサポートの連絡先、対応時間などが重要です。

保守契約の詳細

保守契約の内容を詳しく確認し、どのようなサービスが含まれているかを理解します。
定期的な更新作業、不具合の修正範囲、24時間対応か否か、営業時間帯など、具体的な保守内容を確認することが大切です。

開発会社の技術力と知識の評価

技術の専門性

開発会社が持つ技術(類似の経験)とその専門領域(得意な業界)を評価します。
自社の要求する技術に精通しているか、最新の技術動向にも対応できるかを見極めましょう。

スタッフの資格

開発に関わる開発者の資格や経験を確認します。
特定の技術やツールに関する認定資格を持つスタッフがいるかも質問すると良いでしょう。

プロジェクト管理方法とコミュニケーションのスムーズさ

プロジェクトの進行管理

開発会社がどのようにプロジェクトを管理しているかを確認します。
タイムライン、進捗報告の方法、問題が発生した際の対応策などが明確かどうかが重要です。

コミュニケーション

開発会社とのコミュニケーションが頻繁で透明性があり、双方向の対話が可能かどうかを評価します。スムーズなコミュニケーションは、開発成功に非常に重要な要素です。
カタカナ言葉の専門用語を、自分たちにわかる言葉で言い直してくれるような会社は開発開始後もスムーズに開発を行える印象があります。

開発を委託する側の選定プロセスを明確に

選定から開発開始までのスケジュールの整理

スケジュール計画

選定プロセスから開発開始までのタイムラインを明確にします。
各ステップ(見積もりの依頼、提案の評価、契約の締結など)に必要な時間を考慮し、現実的なスケジュールを設定しましょう。
特に契約書締結からサービス開始までのスケジュールは、開発会社と打ち合わせ後に柔軟に調整できる方が良いです。

重要な期間(節目)の設定

プロジェクトの重要な節目を設定し、進捗を定期的に確認することが大切です。
これにより、計画通りに進んでいない場合に早期に対処できます。

重視すべき事とトラブルの回避策

コミュニケーションの重視

3章でも述べましたが、開発会社との間で定期的かつ明確なコミュニケーションを保持することが、誤解を避ける上で非常に重要です。
各期間における期待する成果とプロジェクトの範囲を事前にしっかりと共有し、双方の理解を確認してください。

リスク管理

開発プロセス中に発生可能なリスクを事前に特定し、それに対する回避策や対応計画を準備します。
例えば、技術的な困難や納期の遅れに対応するための追加リソースの確保などが考えられます。

選定基準に柔軟性を持ちつつ明確に

基準の明確化

何をもって開発会社を選定するかの基準を明確にします。
技術力、経験、コスト、対応速度など、自社のプロジェクトに最も重要な要素を決定してください。

柔軟性の保持

市場や技術の変化に対応できるよう、選定基準にはある程度の柔軟性を持たせることも重要です。
開発費用の支払い方法も含めてです。
状況に応じて基準を調整し、最適な開発パートナーを選ぶための幅を持たせましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

弊社では上記のことを開発担当者、営業を含め、全員が徹底しております。

「見積もりだけ欲しい」「相談だけしたい」も喜んで承ります。

遠慮なく下記フォームにお問い合わせいただけますと幸いです。

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