システム開発の選定基準

こんにちは。

みんなシステムズ 営業の大石です。

新しいインターネットサービスを始めたいけれど、「システム開発企業がいっぱいあってどう選んだらいいかわからない。」と悩む方向けにシステム開発の選定基準について書かせていただきます。

まず開発といっても作り方は様々あります。目的や規模、複雑性に合わせて選定します。適切な開発方法の選択は、サービスの成功に直結します。

このブログでは、フルスクラッチ開発、パッケージ開発、カスタマイズ開発といった主要な開発アプローチを解説し、それぞれの選定基準を深堀りします。


1.フルスクラッチ開発

概要: ゼロからの開発。全てをカスタマイズし、独自性と完全な制御が可能です。

適用状況: 独自のビジネスロジックや特別なセキュリティ要件が必要な場合。

選定基準: 開発目的が高度で独自の機能を必要とするか、市場に適切な既存サービスがない場合に有効です。

2.パッケージ開発

概要: 市販のソフトウェア製品を導入。基本的なニーズに迅速に対応可能です。

適用状況: 標準的なビジネスプロセスをデジタル化する場合。

選定基準: コストや導入時間を最小限に抑えつつ、基本的なビジネス要件を満たすことができる場合に有効です。

3.カスタマイズ開発

概要: 既存のソフトウェアを基に、特定のニーズに合わせてカスタマイズ可能です。

適用状況: 一部の独自機能が必要だが、フルスクラッチは過剰である場合。

選定基準: 既存のサービスに少なからず依存しつつも、特定のカスタマイズが必要な場合に有効です。


また、開発方法以外での開発選定基準としては下記のようなことが挙げられます。

ビジネス要件と目標の明確化: プロジェクトの目的と要件を明確にし、それに基づいて最適な開発アプローチを選定。

コストと時間の評価: 開発コストと市場投入までの時間を評価し、プロジェクトの予算とスケジュールに合うか検討。

将来のサービス拡張とメンテナンス: 長期的な視点で、システムの拡張性と保守のしやすさを考慮する。

これらを元に総合的に考えます。

適切な開発アプローチの選定は、プロジェクトの成功に不可欠です。フルスクラッチ開発は最も柔軟性が高く、独自性を追求するプロジェクトに最適です。

各プロジェクトの独自の要件と制約を慎重に評価し、長期的なビジョンに基づいて適切なアプローチを選択することが重要です。

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