スポーツで培ったスキルがITで活かされる?元フットサル選手の新たなキャリア道(セカンドキャリア)

こんにちは、営業の松永です。

スポーツ選手を引退し、セカンドキャリアとしてIT業界を選択し、転職するまでにやったこと、これからやっていきたい事を3章に分けて書いていきます。

以前は、福祉業界に勤めながら、選手としてプレーしているので、IT業界未経験です。
これからIT業界の転職を考える方にも参考になる部分があるとは思います。

ご参考にしていただければ幸いです。

目次

第1章: スポーツ選手からIT転職への軌跡

スポーツ選手としての経験や成果を振り返る

企業に勤めながら、フットサル選手としてもお金をもらいながら活動していました。
代々木第一体育館でプレーをしたり、全国大会で3位になることもできました。
32歳の現在も個人参加型のフットサルや練習試合に誘われたら参加するようにしています。

【フットサル歴】
DALEさいたま→福井→府中アスレティックFCサテライト→府中アスレティック(Fリーグ)→デルミリオーレクラウド群馬(関東リーグ)→クレセールFC

IT転職を決意したきっかけと背景について

年齢も重ね、身体の故障が増え、出場機会も少なくなってきたので、引退を決意しました。
その時に所属していた企業は、福祉の企業(放課後等デイサービス)でした。
企業の立ち上げから所属していたので、スプレッドシートとSLACKをノーコードツール(Zapier)で連携したりなど、社内の業務効率化を担当していました。
上記のような効率化を図りつつ、成果を上げることが好きでそのような事を「全力でやっていきたい!」と思い、IT系やコンサルティングの会社を中心に転職活動を始めました。

スポーツで培ったスキルとIT業界での活用の可能性について

スポーツで培ったスキルは目標達成能力です。目標から逆算し、現状の自分を客観的にみながら「何が足りないか」を考え、フィードバックできる事が得意な人がトップアスリートには多いような気がします。
また、量をこなしながら、PDCAを回すことができるので、成長速度が速い人が多いと思います。
特にアスリートは加齢により、骨格や筋力が衰えます。早く成長しないと、いつの間にか平均的に活躍できる年齢を過ぎ、引退を迎えてしまいます。
※活躍できる年齢について:競技によって異なると思いますが、25歳〜28歳が回復力も速いし、技術も早く身につきやすいと思っています。(私個人の主観です。)

上記に挙げたものはIT業界だけに活かすためのものではありませんが、アジャイル開発(計画→設計→実装→テストを繰り返しながら行う)に似た側面が、スポーツ選手の競技力向上にはあると思っています。

第2章: 新たなキャリアへの挑戦

IT転職に向けての学習や準備のプロセスについて

IT転職に向けて、行ったこと(考えたこと)は下記2つです。
1.どうやって転職を成功させるか
2.質問する力と様々な企業を調べる習慣を身につける

「1.どうやって転職を成功させるか」については、IT転職をゴールに設定した際に必ず必要なものは「書類」と「面接」です。
面接を行なってもらうためには、「書類」の充実が必要です。
書類の充実(客観的にマイナスな表現がないか)を確認してもらうためには、そのプロに見てもらう必要があります。
上記を踏まえて、まずは、大手の転職サイトに登録し、エージェントの方に書類を見てもらい、そのエージェントの方にとって紹介がしやすい書類を作りました。
「面接」については、とにかくこじつけるために、量を出しました。(350社ほど出していました。)
落ちてしまった企業様で、どうしてもいきたい場合には、その企業様のホームページの採用ページからも応募しました。

「2.質問する力と様々な企業を調べる習慣を身につける」については、転職後、営業になるので、転職後の営業ヒアリングの練習も兼ねて、企業を事前に調べ必ず2個は質問するということを行なっていました。
WEBでの面接が多かったので、時間がない時には面接をしながら、その会社のホームページを開き、その中のことについて質問するような事もやっていました。
参考になるかわかりませんが、WEBでの面接の時に、その会社について調べたメモ画面、会社のホームページを見ながら話すことが多かったです。

スポーツ選手としての経験と、新しいキャリアへの適応の難しさと克服した方法

競技人生の引退と新しいキャリアへのスタートは戸惑いを伴いました。
前の章でも述べたとおり、目標を立て、逆算し、一つ一つを達成することにしています。
特に知識については、自分で頑張った分、覚えやすい事もあり、今は資格取得を通して覚えるようにしています。(結果を出すという意味では、資格は他者から見ても「頑張ればそれなりできる人なんだ」とわかりやすい側面もあります。)
入社して次の日にITパスポートを申し込み、1ヶ月の勉強の元、無事に取得することができました。
スポーツで鍛えた自己管理力と忍耐力が、新しい環境においても活かされていると思っています。

IT業界での職探しの中で直面した課題とその解決策について

未経験からのIT転職において、経験不足や資格の不足は課題でした。
その点については「変えられないもの」として自分の中で定義し、「これから変えられるもの」だけを改善することに注力しました。
そこで、私は自己PRを強化、面接後に自分でフィードバック 、業界についてさらに深掘りし信頼性を高めました。
転職活動開始の面接時にはほとんど落ちていたものの、後半になると9社ほど、最終選考に残ることができていました。

第3章: セカンドキャリアとしてのこれから

将来の展望や目標について語り、スポーツとITの経験を活かした新たな挑戦の可能性について

現在の目標としては、すべての人に「やるべき(やりたい)事に注力してもらう」事です。
そのための効率化(システム化)を担うことができるのが、弊社でもあり、本当の意味でIT良いところだと思っています。
成果はまだまだ出せていない状況ではありますが、成長は日に日に感じています。

営業に限らず、エンジニアにおいても、

「スポーツ選手からIT業界へ」

むしろ「IT業界に勤めながらプロスポーツ選手」を当たり前にし、セカンドキャリアを現役時代から作って欲しいです。

ご精読いただきありがとうございました。

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